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童貞・非モテ大学生時代のリビドー日記書庫

僕の心の中には、品川さんがいる。-人にモノを勧める時の姿勢

レビューサイトとしてのあり方について考えました。


今実家に帰っているのですが
普段から連絡を取っている友達が居ない、ケータイの電話帳が真っ白になってしまった
ので遊びにも行かず、東京にいるときよりも引き籠もりライフを満喫しております。
yahooオークションで帯びギュを全巻揃えて読み返したり、podcast深夜の馬鹿力を全制覇したりしております。
伊集院光こと痴豚様と言えばラジオの電波に脳汁を飛ばすパーソナリティとして有名ですが、
そのフリートークは笑えるだけでなく、ふと考えさせられることもあります。
2007年2月26日放送分のpodcastにて品川庄司の品川さんと、元U-turnの土田さんのモノの薦め方の違いについて話されていました。
以下、鋼の錬金術師が面白い、と品川さんと土田さんに薦められたという伊集院さんのトークです。

品川は、
「ほんっと面白いから絶対見て、絶対見て」みたいになってきて
お前が描いたのかよ、みたいな。
「ほんとに、いや、何も言わないで見たほうが幸せだから、伊集院さん」
なんかわかんないけど、みれないな。
このままだと、見て楽しかったときに品川くんありがとうって言わなきゃならない感じ?
品川先生に励ましのお便りを書かなきゃならない感じがする。


(一方)土田くんの薦める方はなんか良い。土田くんも意外と自虐エンタメの人だから、
自分みたいに何をやっても続かない人間が、ガンダム以外にアニメは詳しくないし
どうでも良いやと思っていたけど、あまりにもガンダム関係の仕事をしている人が薦めるから半分つきあいで見たんだけどね、(面白かったよ)。


品川は、俺のハガレンをね、みたいな。
全国のDVDは俺のモノだけど1人前貸してやろうか、みたいな・・・


この話を聞いて、僕もこのようなレビューサイト(?マンガ紹介がメイン何です一応。)をやっていますから、思い当たる節がありました。


というのも、僕は品川さんだったのです。
先日書いたモテキの紹介記事などは、恐れ多いことに、いくつかの大手ニュースサイトさんに取り上げていただきました。
その事実を知ったとき、
自分の書いた拙い紹介記事でこの作品を読もうと思ってくれた人が少しでも居てくれたら嬉しいな、
自分の紹介記事をもっと広めようとしてくれた人がいて嬉しいな、
そう思うと同時に、
僕の中には品川さんが居ました。
「うしししし、痕跡症候群ゴルゴ31あきばブログにも取り上げられたぜ、
このマンガをいち早く薦めたのは俺だ。というかもうむしろ俺のモテキだ。」
そんな気持ちがありました。
というかこのブログで紹介記事を書くモチベーション一つは
ただ読んで面白いと言っている読者より上(周りが見たらどうかわからないですけど、自分の価値観的に)に立ちたい、という気持ちです。


こんな人間が書いた紹介記事ですから、伊集院さんのようになんか読む気が失せた・・・
という人も沢山いると思います。しかし、それは紹介する側としては本意ではありません。
むかつくなら(ブログ)読まなきゃ良いじゃん、と言うことも出来ますが、
なるべく多くの人に紹介記事もマンガも読んでもらいたいし、読む気を無くさせるようなことはしたくないと、反省しました。
土田さんの様に薦めるのが上手な人になりたい。


このマンガが面白い、みんなに読んで欲しい、そして一緒に語り合いたい。
これからはそういう純粋な気持ち全開で記事を書いていきたいですね。


品川ぁ〜外っ!土田ぁ〜内っ!